夫は趣味で壁紙などの模様替えだけでなく、配管や電機の配線など家の修理全般をやってきた。結婚前は父がやってきたので私には全く知らない分野だ。
認知症を発症したあとのある日、台所の流しから水漏れがし、それまで同様、夫は近所の専門店から替えのパイプセットを買ってきた。袋を開ける前に大きさが違うのが見て取れた。「こういうこともできなくなっちゃったのか~」と思いながら、交換してくるように言った。正しいサイズもわからないなら取り付けも難しいかもしれないと、夫が出かけてる間にユーチューブを見た。どうやら私でもできそうだ。
戻ってきた夫は違うスタイルのものを持って帰ってきた。ド素人の私はそれで大丈夫なのか見当もつかない。ユーチューブを何本も見て確認したが、その形の部品で使ってる人はいない。大丈夫かもしれないけど、何か問題があってもユーチューブになかったら行き詰まりだ。もう一度交換してもらいに行ってもらった。結局4回目でうちで使ってるのに合うセットを持って帰った夫に「取り付けやる?私やろうか…?」出しゃばらないように尋ねた。
結婚当初、私を「都会っ子の甘やかされっ子」と呼んでいた夫はコイツには任せられないと思っていたのだろう。「業者呼ぶ。」と答えた。ビデオ見てできそうとは思ったけど自信があるわけではない。夫がそうしたいならと、業者を呼んだ。
この業者というのは、夫一人でできない配管工事やボイラーの点検を長年頼んでいた人が病気で働いてないとその人から「知り合い」と紹介された人なのだが、台所を水びだしにしてしまった。しかもうちにあったキッチンペーパーのほとんど1巻使ってそれを拭いて行った。夕食後の片づけをすると水漏れがしてた。触ってみると、ボルトがきちんと閉まってなかった。もう2度とこの人は呼びたくないと、それから自分でやることになったのだ。
とは言っても私は経験がないだけでなく知識も全くない。AIにトラブルの状態をに伝えると直し方を教えてくれるが、工具の名前すら知らないので、画像検索をし、夫の工具箱を探す。でも工具の半分は箱の中に仕舞ってなく物置や車庫の棚の上におきっ放し。探すのだって時間がかかる。
取り換えをするときは古いのを「外す」から始まるのだけど、何十年も使っていたものは、ビクともせず、そんな3文字ではすまされない。AIは「古いネジ/ボルト/カバー/バルブが外れないのはよくあること。」とド素人に勇気を与えるつもりか、そういう言葉で始めて、いくつかの方法を簡単な順番に教えてくれるんだけど100発100中1番2番ぐらいでは外れない。アッ、100発もやってないか。でもね台所の水道の蛇口からポタポタ落ちてたからバルブの交換した時なんか、まずレバーを外し、カバーを外し、ボルトを外した後でようやくバルブを外す。その一つ一つで外れない。AIにどうする?って聞く。しかも中学の握力テストで標準以下の私はすぐ手が痛くなって翌日に繰り越し。ユーチューバーは5分でできる仕事も何日もかかるってわけ。
今回の洗濯機はホースとバルブの2か所に問題があり、取り換えしなければならなかった。洗濯機の取付けは去年(私が❣)やったので外れない問題はなかったんだけど、問題は設置場所。台所の作業台の下、3面を壁で囲まれた狭い場所。しかもホースの行き先は、流し台と外の壁の間の4cm指は入るけど、手は入らない場所での作業。脚の古傷が痛くてしゃがんだ姿勢で長く続けられない。洞窟から這い出し関節付近を伸ばさなきゃいられない。
とりあえず水漏れはないが、最終判断は大量の水が入り、出ていく洗濯を回してから。運よく❔❕雨の予報が続いている😅